大腸カメラ検査でわかる疾患
大腸カメラ検査では、早期大腸がん、進行大腸がん、大腸ポリープ、感染性腸炎、IBD(潰瘍性大腸炎、クローン病)、大腸憩室症、虚血性腸炎、大腸メラノーシス、ベーチェット病といった疾患の診断・検査に有効です。
大腸カメラ検査
当クリニックの内視鏡の特徴についてもご覧ください。
大腸内視鏡検査は全大腸をカメラを用いてチェックする検査です。
大腸カメラでは、大腸がんやポリープが出来ていないかはもちろん、便通の異常(下痢や便秘)の原因がないか、出血している異常がないか、炎症をおこしていないかなどを確認することができます。
日本では大腸がんは増加しており、死亡数は胃がんを抜いて第2位になりました(男性では第3位、女性では第1位です)。一生のうちに大腸がんと診断される方は、男性で11人に1人女性では13人に1人と言われています。
しかし、大腸がんやその前段階である大腸ポリープは、定期的な内視鏡検査を行っていれば早期に発見でき、内視鏡での治療が可能な病気です。つまり、大腸がんは予防できる「癌(がん)」のひとつであると言えます。
「大腸カメラ検査は痛くて、つらい、こわい」と思っている方に、ぜひ一度当クリニックの内視鏡を受けていただき、ここで検査をしてよかったと、安心して帰っていただきたいと思っております。
院長の梅沢は、大学院時代には大腸内視鏡検査の苦痛をより少なくする方法の研究を行っていました。当クリニックでは従来に比べ痛みの少ない、安心できる大腸カメラ検査を行っております。
大腸カメラ検査を定期的にきちんと受けることが、大腸がんの早期発見・早期治療にはとても大切です。1度大腸カメラを受けた患者様に、定期的に検査をしても良いなと思っていただけるような、苦痛の少ない検査を提供できるように努めてまいります。また、他院で検査をお受けになってつらかったと言う経験がある方も、1度当クリニックでの検査を受けていただければと思います。
大腸カメラ検査では、早期大腸がん、進行大腸がん、大腸ポリープ、感染性腸炎、IBD(潰瘍性大腸炎、クローン病)、大腸憩室症、虚血性腸炎、大腸メラノーシス、ベーチェット病といった疾患の診断・検査に有効です。
次のことに当てはまる方は大腸カメラ検査を受けることをお勧めします。
空気を全く入れずほぼ直線的に大腸の一番奥まで到達する挿入法を行っております。
これにより腸が伸びてつっぱることが少なく、安全で体に負担の少ない検査が可能です。
大腸のシワの隙間にある小さなポリープも見逃さないよう検査の際に十分に大腸を膨らませて観察します。当クリニックでは二酸化炭素ガスを検査に使うことで、お腹の張りを少なくし改善も早くなるような工夫をしております。
リラックスして検査していただくよう鎮静剤(静脈麻酔)を使用しております。検査後は横になったまま、検査室からリカバリールームへ移動し休憩できます。
※ 鎮静剤を使用した場合は、検査後意識がハッキリしているつもりでも、ぼーっとしていたり集中力が低下してしまったりする場合がありますので、ご自分で運転することは避けていただいております。
内視鏡の器具は患者様の体内に入るため、粘液などの付着があり細菌やウィルスが付着します。検査後に確実な洗浄を行い、ガイドラインに則った内視鏡消毒システムを採用することで細菌やウィルスなどの病原菌を全て除去します。安心して患者様一人一人に検査を受けていただけます。
当クリニックでは、内視鏡検査時に見つかったポリープの切除も可能です。出血などの合併症が少ないコールドポリペクトミーという方法で切除を行います。大きすぎたり、がんが疑われるポリープについては切除できない場合があります。
大腸カメラ検査は腸内をスコープで直接観察する検査ですので、洗腸剤により腸の中をきれいにする必要があります。検査時間は通常15分程度ですが、腸の長さや状態により個人差があります。
大腸カメラ検査の流れは次の通りです。
鎮静薬の内容、病理診断の有無、ポリープ切除の有無で大きく異なります。3割負担の健康保険の場合、下の金額の範囲になることが多いです。
あくまで目安ですので、処置内容や検査の項目によっては金額が異なる場合もあります。
観察のみ | 約7,000~10,000円 |
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処置を行った場合(ポリープ切除など) | 約20,000~30,000円 |